高岡 トレーナー

レコーディングボイストレーニング教室・代表講師
■音楽同人サークル『Film Records』代表。年に2枚の作品をリリース。
他、個人/法人の制作案件をご依頼いただいております。
■『Cubase Pro 9で始めるDTM&曲作り』リットーミュージック・執筆

ボイストレーニング上級編

ボーカルマイク選び・距離の取り方のコツ

ライブやレコーディングでは、ボーカルマイクの選択や使い方で歌のクオリティーは変化します。しかし、歌に熱心な人でもマイク選びが適当、適切な使い方を知らない人が非常に多いです。 ボーカルは必ずマイクを通して聴き手に伝わります。自分にあったマイクの選択、表現に適したマイクの使い方で表現力は大きく向上します。 今回はマイクの種類と選び方、レコーディングの際の距離の取り方等『マイキングのコツ』についてお話しします。 ダイナミックマイクとコンデンサーマイク マイクは大きく分類すると『ダイナミックマイク』『コンデンサー ...

歌い手のための役立ちコラム

倍音豊かな低い声の出し方を学ぼう

地声が低い声の人は声にコンプレックスを抱えている事が非常に多いです。 ヒット曲のボーカルは、全体的にキーが高くなる傾向にあるからです。 これは、ラジオやテレビ等のCMで聴き取りやすい、目立ちやすいようにという非常に商業的な理由と考えられます。 低い声は『ダメなもの』『必要の無いもの』と考える方が多いのですが、『倍音豊かな低い声』はボーカルにとってこれ以上無い大きな素質です。 「低い地声」に悩んでいるあなたに、低い声の素晴らしさをお伝えします。 ボーカリストは、背が低い!? 1990年代〜2000年前後、C ...

声や歌にお悩みのあなたに

歌は才能がすべて?ボイストレーナーが答えます

プロの歌手の中には『練習をほとんどしてこなかった』という人もいます。 カラオケなんかに行っても、たまにしか歌わないのにすごい歌が上手な人っていますよね? 自分が一生懸命ボイストレーニングをしているのに、何もしてない人が簡単に上手な歌を歌っていると、真面目に練習するのがバカバカしくなってしまうかもしれません。 『歌は才能で決まってしまうのか?』 私もそんな風に思ってしまうこともありました。 歌や声は素質や才能で決まってしまうのでしょうか? 私がボイストレーナーとして多くの人の声や歌を見てきた経験をふまえ、歌 ...

歌い手のための役立ちコラム

ボイトレに役立つ武井壮『スポーツが上手になるコツ』

武井壮さんと言えば、スポーツ系で今や押しも押されぬ人気タレント。 彼の顔をテレビで見ない日などほとんどありません。 陸上競技・十種競技の元日本チャンピオン。 2015年までの100メートルの日本記録保持者でもあります。 武井壮 - Wikipedia テレビではそのユニーク性からバラエティ担当として扱われる事が多いですが、ブログやメディアで話す武井さんのスポーツに対する思考は非常に理路整然としていてわかりやすく明快。 今回は『武井壮が語るスポーツが上手になるコツ』という動画を紹介。 ボイトレにも、非常に役 ...

歌(ボイトレ)に『腹筋の筋トレ』 は必要?

ボイトレのための発声理論

歌(ボイトレ)に『腹筋の筋トレ』 は必要?

ボイストレーナーには、腹筋・背筋の筋肉トレーニングをメニューで行う先生もいらっしゃいます。 「腹式呼吸=腹筋・背筋を鍛える」 この考えは間違いではないのですが、外側から筋肉をいじめていても期待している効果はありません。 同じ腹筋と背筋でも、腹式呼吸で使うのは内側(インナーマッスル)だからです。 今回は、歌に必要な筋肉と関係性について説明します。 発声に必要な筋肉とは 発声に主に必要なのは次の4つ。 呼吸をコントロールするための腹筋背筋 声帯や喉をコントロールする首周りの筋肉 口の中をコントロールする筋肉 ...

3分でできる簡単ボイトレ

GACKTが教える『チューナー・ボイトレ』

先日、本教室のボイストレーナーと『GACKTのボイトレ動画が面白い』という話題になり、動画を拝見したら非常に興味深い物でした。 ボーカルのピッチ調整に最適な練習方法。 その名も『チューナー・トレーニング』 その効果と練習方法について紹介いたします。 GACKTが教える歌がうまくなる練習方法 話題になったのがこちらの動画。 特に印象的なのが『チューナーを使って練習する』 GACKTさんが若かりし時から継続してきたメニューです。 リズムもピッチも完璧なGACKTさんだけに非常に気になります! 『チューナーボイ ...

ボイトレのための発声理論

裏声を鍛えると地声の高い声も出るようになります

高い声が出ない事に悩んでいる方は、生徒にも非常に多いです。 ポピュラー音楽では非常に幅広い音域が要求され『高い声ほど目立ちやすい』という理由も含め、高めの音域が歌にはよく使われます。 声帯の構造上、純粋な地声で出せる音域には限度があります。 声帯が短い人は地声が高い反面、低い音域を拡張する事はできません。 『高い声』が出なくて悩んでる人は、あるトレーニングで飛躍的に音域を伸ばす事ができます。 『裏声』を使えば高い声も簡単に! 裏声(ファルセット)を使った事がありますか? 裏声を使うと高い声が簡単に出るかわ ...

『口の開き方』で声の印象を変える

ボイトレのための発声理論

『口の開き方』で声の印象を変える

ボイストレーニングを行う上で重要になる2つのポイント 声の力強さや安定感を司る腹式呼吸に対して、この二つは『声質』そのものに大きく影響します。 『口の開き方』を改善して、声の印象をコントロールする方法を音声を交え紹介します。 声の印象は、『口の形』で決まる! 声質は喉の形の作り方や骨格、呼吸の仕方で決定しますが、声の印象は口の形で決定されます。この場合の印象とは、主に『明るい』『暗い』といった要素です。 人と初めて話をするとき、その人の事を知らなくとも『なんか暗い』『元気そうな人』など印象を持ちますよね? ...

腹式呼吸のやり方・正しいトレーニング方法

ボイトレのための発声理論

腹式呼吸のやり方・正しいトレーニング方法

ボイストレーニングで誰でも最初に指導されるのが「腹式呼吸」「腹から声だせ!」というやつです。 私も様々なトレーナーから指導を受けてきましたが、理論や手法は様々。意外とプロの方でもその理屈を正しく理解していない方が多いようです。 今回は上記について説明いたします。 腹式呼吸と胸式呼吸 呼吸には「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2種類があります。呼吸は肺に空気を入れ、口や鼻から排出する行為ですので、どちらの呼吸法でもその内容に違いはありません。 発声という観点においては、腹式呼吸のほうがメリットが多いためボイトレで ...

3分でできる簡単ボイトレ

ウィスパーボイス・出し方と練習方法

歌(ボーカル)は楽曲によって様々な表現を必要とします。 その幅が広いほど、アーティストとして感情豊かな深みを演出する事ができます。 「優しさ」「やわらかさ」「おおらかさ」「色気」を演出するのに有効なのがウィスパーボイス。 表現力が高いひとほど上手に活用しています。 今回は「ウィスパーボイス」の構造〜出し方や練習方法までを説明します。 ウィスパーボイスとは? ひそひそ話をしている時って、少しこもったような息っぽい声になりますよね? それに音程をつけて歌や会話に取り入れたのがウィスパーボイス。 日本語で「ささ ...

声や歌にお悩みのあなたに

喉が潰れる・声が枯れる原因と対策

ボーカリストなら一度は抱える悩み。 『喉が潰れる』『声が枯れる』現象。 初めの数曲は上手く歌えてたのに後半になると「やばい・・・喉がやられて声が出なくなってきた」なんて事、ありませんか? なんとかしようとするあまり『最初の方に、喉に負担がかかる曲を歌わなきゃならない』『声が出なくなり、アレンジして誤魔化す』なんて事をしなければいけない事に・・・。 「でも、歌ったら喉が疲れるのはしょうがない事だし・・・」とお思いのあなた! 喉が潰れたり枯れたりするのは、歌い方に原因があるかもしれません。 口呼吸をすると、喉 ...

歌い手のための役立ちコラム

歌(発声)と姿勢の関係・猫背について

ライブやレコーディングの時、どんな姿勢で歌っていますか? 常に鏡を見ている訳ではないので、特に意識をしていないかもしれませんね。 一般のボイトレ本や教室での指導では「背筋をのばして正しい姿勢で」と教えられます。 「猫背」や「座って歌う」のは良くないと思っていませんか? でも、私がレコーディング業務を行う中でも、歌が上手な人でも「猫背の人」「座ってレコーディングする人」って割と少なくないんです。 リラックスした姿勢の方が良いニュアンスが出る事もあるので、頭ごなしに否定するのはちょっと違う気がします。 今回は ...

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