毎月先着10名入会金(10,000)が無料無料体験ボイスレッスンはこちらから

音楽業界の裏側

ボーカルオーディションに勝ち抜く方法

ボーカリストがプロになるには、メジャーのプロデューサーに認めてもらわなければなりません。

プロへの登竜門となるのが「ボーカルオーディション」
オーディションにむけて一生懸命練習も大事ですが、歌は単に上手か下手かだけではありません。

「審査員がなにを見ているか?」を理解しないと、練習の意味そのものがなくなってしまいます。
今回は、ボーカルオーディションにおける審査員のチェックポイントについてお話しします。

外見・話し方

ボーカリストはほとんどの場合「アーティスト」としてデビューする事になります。
さまざまな露出の中で好感度をあげて、音楽やライブに興味をもってもらわなければなりません。

容姿の良い悪いももちろんありますが、無個性・印象が薄いなどが一番悪い要素です。
まずはなんでも良いので、審査員に印象が残るように工夫しましょう。

音楽性

歌が上手といっても、ジャンルは様々。

音楽もビジネス、需要のないジャンルのアーティストはプロデュースのしようがありません。
特定のバンドの歌マネ・キワモノのジャンルで勝負しても、逆に勝率が減るので注意しましょう。

適応力の高さ

プロデュースは思ってる以上にボーカルの個性と関係なく行われる事が少なくありません。
誰でも自分の個性を発揮したいと考えていますが、プロデューサーも同じように自分の個性を出したいと思っているのです。

そういったプロデューサーに喜ばれるのが「万能なボーカル」
どんなジャンルでもイメージ通りに仕上げられる実力があるボーカルは非常に重宝されます。

中島美嘉さん、椎名林檎さんなど。

ロックもバラードもジャズも歌えて個性的。
ジャンルに適応するだけでなく、どんな音楽でも「自分らしさ」を残せるかもポイントです。

万能なボーカルだと、作曲者ものびのびと作る事ができて、良い関係を築く事ができます。

他ジャンルの個性

最近はファッションを売りにしながらアーティストをするのは女性アーティストの定番。

『きゃりーぱみゅぱみゅ』は最たる物です。
彼女の音楽はほぼPerfumeや中田ヤスタカさんのそれですが、彼女のファッションイメージが同じ音楽に別の色をイメージさせています。
(彼女のファッションやMVにも個性がよくあらわれています)

多分野へのアプローチは、音楽以外の業界からお客さんを集められるので、非常に効果的です。
プロデューサーとしても、そういった第二の個性をもったアーティストは、プロデュースの方向性がわかりやすくなります。

まとめ

審査員は歌以上にさまざまな観点であなたをみています。
あなたが今やらなければいけない事は、もしかしたら歌の練習では無いかもしれませんよ?

  • この記事を書いた人

高岡ボイストレーナー

レコーディングボイストレーニング教室・代表講師
■音楽同人サークル『Film Records』代表。年に2枚の作品をリリース。
他、個人/法人の制作案件をご依頼いただいております。
■『Cubase Pro 9で始めるDTM&曲作り』リットーミュージック・執筆

-音楽業界の裏側

毎月先着10名入会金(10,000)が無料無料体験ボイスレッスンはこちらから