世の中には、物真似が得意な芸人さんがいますよね。
『原口まさあき』『福田彩乃』『友近』さんなど。
本当に物真似が上手いなぁと思います。
歌の世界にも、同じ様に物真似をする人達がいます。
『青木隆治』『荒牧陽子』さんが有名ですね。
皆さんは、歌の物真似はやった事はありますか?
自分はボーカリストだからやった事無いって?
それはいけません!
歌の物真似は、声の可能性を広げるのにとても役に立つんです!
声真似の重要性
声真似とはアーティストの『声の出し方』と『表現の仕方』を取り入れていく事。
人の歌い方をコピーする事で『自分の声の幅』『表現力』を成長させる事が出来るんです!
声真似は自分の歌のスタイルを確立する事にも役立ちます。
どんな楽器でも、必ず練習は既存曲のコピーから始めますよね?
様々な人の発声や表現を模倣し表現する中で「これだ!」と思える自分のスタイルが育つのです。
声真似のコツ
では、声真似はどうやって行うのでしょう?
「真似する時に気をつけるポイント」がいくつかあります。
- 喉をどの様に開くか
→喉をどの程度開いているか?またはクラシック的に口内を大きく使っているか? - 声をどの方向に出しているか
真っ直ぐ前に?鼻から突き抜けるように上に? - 口はどの程度開ければ良いのか
- ビブラードや特徴的なテクニックはないか?
- 声を切る時、どの様に切っているか
→サッと切るのか、ちょっと滑らかに切るのか - 強弱をどの程度つけているのか
- 声の力・雰囲気
→優しい感じ?力強い感じ?
これら以外のバリエーションも十分にありえます。
声真似をするのに大事な事が、実はもう一つ。
「その人の声を頭の中で流せる事」
曖昧なっていては、真似自体もあやふやに。
何回も同じ歌を聴いて、声を覚える事が不可欠です!
声真似の練習法
声真似の練習法は、結構単純といえば単純です。
- その人の声をくりかえし聴く
- 頭の中でその人の声を再生
- 真似するように声を出す
- 違ったら声の差を分析。声の出し方を色々変えてみる
- 合ってきたと思ったら録音。ちゃんと特徴が出ているか分析
- 違っていたら④に戻る
上記の様に相手の声との差を少しずつ縮めていく事で、声真似の制度を高めていくのです。
因みに、声の物真似が出来る様になったら
『声真似が出来たら、その人の声で違う人の歌を歌ってみる』
これも出来れば、その人の声を使いこなす事が出来る様になったと思ってもらっていいです。
一つの歌を色んな声で歌えるので、まるで本人になったような錯覚に陥ります!
何事も始まりはすべて真似事から始まります。
声の可能性を広げるため、まずは好きなシンガーの声真似からはじめてみましょう!